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JICA連携: ガボンでの実証プロジェクトがスタート

2023年6月1日、SOIKのデジタルヘルスソリューション、SPAQが新たなフロンティア、ガボンでの試験運用を始めました。このプロジェクトは、JICAの母子手帳普及の取り組みと連携し、デジタルソリューションを活用した母子保健分野の取り組みの教訓とすることを目的としています。


ガボンでの取り組みは、SOIK、ヘルスアンドテック合同会社、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの協力のもと進行しています。SPAQのデジタルソリューションは、従来のデジタル産前健診やポータブルエコー検査に加えて、遠隔地の妊婦さんのカバー率を高めるための新たな施策を採用しています。


事前調査を元に、Moyen-Ogooué州内の全医療施設5つがプロジェクトの対象となりました。ここでは、産前・産後の健診や施設分娩等の医療サービスの利用の増加を目指し、医療施設のスタッフと地元の村のチームに対してSPAQの使い方を研修しました。さらに、協力者のモチベーションを保つために「Performance Based Financing(PBF)」を導入。入力した分だけ、本人に謝金が支払われる仕組みも試行導入しました。


今後もSOIKは、遠隔地の妊婦さんのカバー率を高め、産前・産後健診や施設分娩等の医療サービスの利用の増加を図り、異常発見や患者紹介等の質の向上を狙って取り組みを進めます。また、本プロジェクトの結果はJICA全体の母子保健分野のデジタル分野の取り組みへの教訓となることを目指しています。


全世界デジタルヘルス分野の課題に対応するため、SOIKは引き続き技術とパートナーシップを活用し、さらなる革新を目指してまいります。








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